たくらみゼミ第2期 岡潔再考 ~日本語で数学を語るということ~

2013年7月21日(

岡潔は世界史を代表する偉大な数学者であると同時に、また美しい日本語で「数学とは何か」という問いを深く掘り下げながら語り続けた人でもありました。その言葉に強く惹かれた小林秀雄をはじめ、異分野の人に向けても岡は数学を語り、その言葉は多くの人の心を打ちました。
本ゼミでは、岡潔の生涯と思想とを参照しながら、「日本語で数学を語るということ」さらには「数学を批評するということ」について、様々な角度から、その可能性を追求してみたいと考えています。ゼミでは毎回課題を出題し、それに個人あるいはグループ単位で取り組んでいただきます。ゼミは月1回のペースで開催され、第2期メンバーは7~9月の3ヵ月連続で参加できることが条件になります。ゼミ当日は、毎回およそ90分森田による講義があり、残りの90分がゼミ生による発表および討論、という構成が標準になります。