荒川修作の展覧会が開催されます

9月24日(水)より岐阜県関市にある岐阜現代美術館にて荒川修作の展覧会が開催されます。

荒川修作は、近年三鷹天命反転住宅のような住宅・街づくりをテーマに制作を行っておりますが、過去の絵画作品からも、現在マドリン・ギンズと共に追求している天命反転に通じるコンセプトをお感じいただけると思います。
近隣には、岐阜県美術館・養老天命反転地がございます。ぜひこの秋、荒川修作+マドリン・ギンズの作品を訊ねて岐阜にお越しください。

岐阜現代美術館「荒川修作PRINT WORKS」
会 期:2008年09月24日(水)~11月29日(土)
開館時間:午前9:00~午後4:30
休館日:日曜日、祝祭日
観覧料:無 料
会 場:岐阜現代美術館

<展覧会趣旨(岐阜現代美術館HPより)>
美術の領域を越え、科学、哲学そして建築と、幅広い領域で活動をするコーデノロジスト荒川修作。人間の宿命である「死」に抗い、総合的芸術によって人間の魂を救済することをテーマとして独自の世界を展開しています。1960年代以降の文字や記号、幾何学的な図形を構成し、科学と哲学を総合した理論を展開する「図式絵画」、そして1995年にオープンした「養老天命反転地」は、建築的体験型プロジェクトであり、荒川の代表的作品です。荒川は、人間の従来の価値観を根本的に転換し、あらためて潜在する知覚を呼び覚まし再構築することで、あたらしい価値観や思想を生み出していくための場を提供し、人間の感覚に働きかけるような作品を制作しています。
本展では、所蔵作品である1960年~80年代にかけて制作された「図式絵画」の版画作品、そして「養老天命反転地」に関わる模型を1点展示し、これまでの荒川芸術、哲学、思考のプロセスを見つめなおします。

詳細はこちらをご覧ください
http://www.gi-co-ma.com/