出版記念イベント「22世紀の荒川修作+マドリン・ギンズへ」

2020年3月1日(

2020年3月1日(日)、三鷹天命反転住宅にて書籍『22世紀の荒川修作+マドリン・ギンズー天命反転する経験と身体』(フィルムアート社)の刊行を記念してトークイベントを開催いたします。

同書の編者・執筆者からのプレゼンテーションやディスカッションを通して、この書籍をさらに堪能する機会にできればと考えています。もちろんまだ本書をお手にとっていない方のご参加も大丈夫、当日現地でも書籍の販売を行います。

たくさんのご参加をお待ちしております。

[絶賛発売中]
書籍『22世紀の荒川修作+マドリン・ギンズー天命反転する経験と身体』


イベント概要

日時:2020年3月1日() 14:00~16:30(開場 13:30)

会場:三鷹天命反転住宅 303号室

参加費: 1,500円(定員:25名)

※ 当日現地にて書籍の販売を行います。

※ 会終了後簡単な懇親会を予定しております。ご参加の方は当日実費を頂戴いたします。

主催:荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所

協力:関西大学東西学術研究所 身体論研究班(荒川+ギンズ研究)フィルムアート社

プログラム

14:00 開催の辞

14:05~15:30 執筆者による内容紹介

15:30〜15:45 休 憩

15:45〜16:30 執筆者との質疑応答


登壇者(執筆者):

三村尚彦(みむら・なおひこ)

関西大学文学部哲学倫理学専修教授。専門は現象学、現代哲学、哲学的身体論。著書に『体験を問い続ける哲学 第1巻 初期ジェンドリン哲学と体験過程理論』ratik、2015年)、訳書にベルンハルト・ヴァルデンフェルス『経験の裂け目』(共訳、知泉書房、2009年)、論考に「建築する身体」と「ランディング・サイト」『関西大学東西学術研究所紀要』第50号、2017年などがある。

門林岳史(かどばやし・たけし)

関西大学文学部映像文化専修准教授。専門はメディアの哲学、映像理論。著書に『ホワッチャドゥーイン、マーシャル・マクルーハン?──感性論的メディア論』(NTT出版、2009年)、訳書にロージ・ブライドッティ『ポストヒューマン──新しい人文学に向けて』(監訳、フィルムアート社、2019年)、論考に「ヘレン・ケラーになるために──荒川修作と共感覚」(北村紗衣編『共感覚の地平──共感覚は共有できるか』電子書肆さえ房、2012年)など。

本間桃世(ほんま・ももよ)

荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所(Coordinologist, Inc.)代表。Reversible Destiny Foundation(荒川+ギンズ財団、ニューヨーク)理事。武蔵野美術大学卒業後、国際機関、NGOを通じて美術教育、中米・カリブ地域の美術研究、文化交流の仕事を続けるなか、1999年に荒川修作と出会う。2002年に荒川修作+マドリン・ギンズの東京事務所を開設、二人の財団本部(ニューヨーク)と連携を図りつつ、主に日本国内での荒川+ギンズの活動を多方面から支える。

小室弘毅(こむろ・ひろき)

関西大学人間健康学部准教授。専門はホリスティック教育学、教育方法論、ソマティック心理学。共編著に『ワークで学ぶ教育の方法と技術』(ナカニシヤ出版、2019年)、論考に「修養と身体」(公益財団法人野間教育研究所紀要第51集『人間形成と修養に関する総合的研究』、2012年)、「『しない』をする教育——身体心理療法ハコミの逆説の原理と技法から」(『ホリスティック教育研究』第17号、2014年)など。

山岡信貴(やまおか・のぶたか)

映画監督、脚本家、プロデューサー。4年に及ぶ三鷹天命反転住宅での家族との生活を基に『死なない子供、荒川修作』を制作。主な長編監督作品に『PICKLED PUNK』、『縄文にハマる人々』、『トゥレップ——「海獣の子供」を探して』など、著書に『ハマる縄文!?』(徳間書店、2018年)がある。『縄文にハマる人々』で先進映像協会ルミエール・ジャパン・アワード2019優秀作品賞を受賞。最新作は長編映画『センチメンタル』。

辻真悟(つじ・しんご)

建築家。三鷹天命反転住宅に事務所を構える。荒川+ギンズ作品との出会いによって建築を志し、2009年にCHIASMA FACTORY(現・一級建築士事務所)を設立。近作にENISHI RESORT VILLA(共作/2018ADA新人建築奨最優秀賞)、道後御湯(2018松山市都市景観大賞県)等。設計活動の傍ら、荒川+ギンズの映像作品『For Example』の日本語字幕翻訳などを手がけている。

染谷昌義(そめや・まさよし)

高千穂大学人間科学部教授。専門は心理学の哲学、生態心理学、環境‐身体論。著書に『知覚経験の生態学——哲学へのエコロジカル・アプローチ』(勁草書房、2017年)、訳書にヒューバート・ドレイファス、チャールズ・テイラー『実在論を立て直す』(共訳、法政大学出版会、2016年)、論考に「エコロジカル・ターンのゆくえ——生態学はある種の形而上学である」(『東北哲学会年報』第32号、2016年)など。

稲垣諭(いながき・さとし)

東洋大学文学部哲学科教授。専門は現象学、リハビリテーションの科学哲学、環境デザイン。主な著書に『衝動の現象学』(知泉書館、2007年)、『リハビリテーションの哲学あるいは哲学のリハビリテーション』(春風社、2012年)、『大丈夫、死ぬには及ばない』(学芸みらい社、2015年)、『壊れながら立ち上がり続ける——個の変容の哲学』(青土社、2018)、訳書に荒川修作+マドリン・ギンズ『死ぬのは法律違反です』(春秋社、2007)などがある。

木田真理子(きだ・まりこ)

ダンサー。ローザンヌ国際バレエコンクール受賞後、カナダ、スウェーデンでプロダンサーとして活動し、ブノワ賞(ロシア)、レオニード・マシーン賞(イタリア)、文化庁長官表彰(国際芸術部門)など受賞。スウェーデン王立バレエ団での活動後、2016年よりフリーランスに転身し、ピナ・バウシュ・ヴッパタール舞踊団に客演するなど各国で活躍。現在、立命館大学大学院先端総合学術研究科でダンス研究に取り組んでいる。

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