
荒川修作さんについて、文章を書いている小説家の保坂和志さんに、荒川さんの「死なないこと」について語っていただきます。
荒川さんの「死なない」は比喩表現ではないかと言う人がいますが、保坂さんは『アラカワは言葉の真っ正面の意味で「死なないこと」を追求していた。』(猫の散歩道 中公文庫)と言います。
比喩ではない「死なないこと」とはどういうことか?
そして、荒川さんの「死なないこと」の本質は何か?を、春から三鷹天命反転住宅でルームシェアをはじめた、妖怪になるのが夢の絵本作家、加藤志異とトークします。
加藤志異は、荒川さんの影響を受けて、永遠に楽しく生きる妖怪になるプロジェクトを2010年から続けています。
荒川修作さんが作った死なない住宅で、保坂さんと加藤志異の本当に死なないトークをお楽しみください。
加藤志異
イベント概要
開催日時 | 2019年7月13日(土) |
時 間 | 開場13時30分 / 開演14時〜16時 |
会 場 | 三鷹天命反転住宅 In Memory of Helen Keller 気配コーディネーティングの部屋 |
定員 | 限定25名(先着順) |
参加費 | 3,000円 |
お申込方法 | 下記申込みフォームよりお申込みください。 |
主 催 | 加藤志異 |
共 催 | 株式会社コーデノロジスト |
講師プロフィール
保坂和志(ほさか かずし)
1956年10月15日山梨県生まれの鎌倉育ち、現在は世田谷区の羽根木公園から、少し歩いたところにある一軒家に在住。早稲田大学政治経済学部卒業。
猫と緑と音楽を愛する小説家。
カフカとベケットと小島信夫に影響を受ける。
1990年『プレーンソング』でデビュー。
1995年『この人の閾』で芥川龍之介賞、1997年『季節の記憶』で谷崎潤一郎賞と平林たい子賞、2018年『こことよそ』で川端康成文学賞を受賞。
『考える練習』『猫の散歩道』『小説の誕生』などで荒川修作について書く。
2019年から小説的思考塾をはじめる。
加藤志異(かとう しい)
1975年10月15日岐阜県生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。
2000年に荒川修作に出会い、『建築する身体』をテーマに天命反転漫画をつくる。荒川の影響を受けて、人間から永遠に楽しく生きる妖怪になるプロジェクトを、2010年から続けている。
ドキュメンタリー映画 『加藤くんからのメッセージ』(監督 綿毛)がイメージフォーラム・フェスティバル観客賞受賞、全国各地で劇場公開、DVDとして発売される。
絵本作家。絵本の作に『とりかえちゃん』(絵:本秀康/文溪堂)、『ぐるぐるぐるぽん』(絵:竹内通雅/文溪堂)、『クッツケロ』(絵:本秀康/学研プラス)などがある。
2019年から三鷹天命反転住宅に住みはじめる。
ニーチェとフーコーと保坂和志と同じ誕生日なのが自慢。
加藤志異 Twitter
お申込み方法
参加を希望される方は、下記お申し込みフォームより必要事項をご記入の上ご連絡ください。内容を確認の上追って予約完了メールをお送りいたします。
なお、予約完了メールが届くまでは予約は完了しておりませんのでご注意ください。
定員になりました。たくさんのお申込みありがとうございました。
このイベントに関するお問合せ
加藤志異 kotohogi22@gmail.com