7月6日よりギャラリー・アートアンリミテッド(東京・乃木坂)にて、『「砂の器」修復報告+養老天命反転地ドローイング』展が開催中です。 「死なないための葬送…荒川修作初期作品展」(国立国際美術館)で第2回ネオダダ展以来約50年ぶりに公開された「砂の器」。この作品は森田恒之氏(国立民族博物館名誉教授)が保存科学の見地から監修し、秋山工房の協力の元、修復が完成したものです。今回の展示では修復の様子も詳細にわたりレポートされています。
同時に展示をいたします一連の養老天命反転地ドローイングは、荒川+ギンズが養老天命反転地の構想段階から描き上げていたものであり、建築プロジェクト完成までのプロセスを知る貴重な作品です。
6月末に会期終了を迎えた国立国際美術館と京都工芸繊維大学美術工芸資料館での2つの展覧会は多くの反響をいただきました。この度の展示ではまた別の角度から荒川修作の創作活動の初期作品~建築作品への歩みをご覧頂ける機会です。ぜひ足をお運びください。
荒川修作生誕74周年記念 「砂の器」修復報告+養老天命反転地ドローイング展
会 期:2010年7月6日(火)~8月7日(土)
営業時間:13:00~19:00
休廊日:日曜/火曜/祝日 ただし6日(火)のみ営業