7月28日に、瀬戸内寂聴さんが三鷹天命反転住宅にご来訪されました。
瀬戸内寂聴さんは荒川修作と30年来のおつきあいで、今年の春、ニューヨークの荒川を訪ねて下さった際に、「今度、三鷹の家を見て体験してほしい」と荒川がお誘いしていたのがこのたび実現したというわけです。
三鷹天命反転住宅をご覧になった瀬戸内寂聴さんは、円形の畳の和室で寝転って「この家は気持ちのいい家だわ」とおっしゃったり、中央のダイニングキッチンに座って会話を楽しんだりと、この住宅を全身で感じてくださったようです。荒川の「あなたがここに住めば、死ななくなりますよ」という一言に、瀬戸内寂聴さんがニヤリと笑う場面もあったり。
当日の二人の模様は、本日(8月9日)の朝日新聞に掲載されております。
また、8月5日東京新聞(夕刊)の瀬戸内寂聴さんの連載「あしたの夢」に「極彩色の死なない家 天才に不可能はない」という題名で来訪の模様を取り上げていただきました。
日本中を飛び回っていらっしゃる寂聴さん、三鷹天命反転住宅でのひとときで「建築する身体」を体感され、ますますお元気になられたのでは?とは荒川のひとりごとでした。瀬戸内さんありがとうございました。