陰影礼賛 キャンドルナイト

8月24日(

GWに大好評だったプログラムが夏休み特別企画として復活!
14色もの色彩が使われている三鷹天命反転住宅で日没の光の変化、そして幻想的な空間への変貌を楽しみます。光の変化と部屋の色のハーモニーを味わえる夜ならではのプログラムです。

 

EVENT レポート

ワークショップが始まる時刻、西に傾いた日を受けて床の凹凸がくっきりと見え始め、陰影はまるで砂漠のようになりました。部屋の色も刻々と変わり18時半も過ぎる頃、外と中の光が拮抗して一番モノが見えづらい時間が10分程続き、その後、日没を迎える頃には、窓から見える空の青は壁の色と見分けがつかなくなりました。完全に日が沈むのを待って、部屋の明かりを一つずつ点灯すると、先ほどまでとはまた異なる印象の部屋の色が見えてきます。中でも球体の部屋からはまるで黄色が溢れ出すようになり、その内部では音が反響して中心に集まるように、光も反射してある一点に集まります。そしていよいよ今宵のメインイベント、ロウソクを灯しました。ほのかに広がるロウソクの明かりが一本また一本と増えてはゆれ動き、その炎に天井や壁が照らされ造形的な美しさが際立ちます。幻想的な空間へと変貌した瞬間でした。最後に球体の部屋をプラネタリウムの星明かりで足元まで満たし、宇宙空間にいるような浮遊感を楽しみました。(2013年5月)

 

開催日時

日 時2013年8月24日() 18:00 ~ 20:00
対象・
定員
高校生以上一般・10名
参加費3,000円 (ドリンク付き)
イベントにご参加の皆様には、住宅使用法が掲載された三鷹天命反転住宅オリジナル・パンフレットを差し上げます。
講 師榎本寿紀 (アトリエenoeno 主宰、美術家、ワークショップ・エデュケーター)
目目黒区美術館ワークショップ・エデュケーターとして企画した「からだのワークショップ」のシリーズで三鷹天命反転住宅と出会い、その後も企業や大学ゼミでのワークショップや「建築する身体の見学会」のナビゲートを行っている。2009年春よりショート・ステイ・プログラムにより、Workshop & Performance for infinite sense「自分で自分を抱きしめる」「だから、やめられない」「いればいるほど、○△※□ !!」を開催。2010年10月より301号室に入居する。
武蔵野美術大学非常勤講師、大妻女子短期大学非常勤講師、和光大学非常勤講師、くれよん保育園講師。

 

申込み方法

定員制のため事前予約をお願いしております。参加を希望される方は、下記お申し込みフォームより必要事項をご記入の上ご連絡ください。内容確認の上、アトリエenoenoよりご連絡させていただきます。

 

お申し込み

定員になりました。