MDF対談 Vol.4 高橋悠治 x 池上高志

日時: 2014年4月19日(


高橋悠治という人物に出会ったのは今から9年ほど前、ICCで「茂木健一郎・高橋悠治」対談が行われた、2005年だった。西洋文化に造詣が深く、小林秀雄をこよなく愛し、クオリアを科学する茂木健一郎と、クセナキスに師事し、水牛楽団を立ち上げ、小林秀雄の「モオツァルト」を痛切に批判した作曲家・演奏家の高橋悠治がぶつからないわけがない。
「おい茂木、明日は高橋悠治だぞ。気をつけて。」
「わかってるって。」
案の定、対談は激しいものになった。高橋悠治とは何者なのか。彼を知らなかった若い人たちにも衝撃が走った。その衝撃波は減衰することなく、まだウェブに漂っている。
いま、大学には立て看板はない。ノンポリという言葉すら死語である。民族運動を擁護し、権威・権力を激しく嫌い、闘争を続けてきたアーティスト・高橋悠治。彼は今の世をどう見るのか。いまだに真正面から自己の問題や意識をとりあげることのない、
認知科学や脳科学、あるいは情報科学の研究者たち。彼らは高橋と話すべき言葉を持ちうるのだろうか。高橋悠治の哲学と思考は、はるかに複雑系を先取りしていた。そしていま、複雑系研究も当時の華やかな面影はない。悠治さんは、しかし心優しい人である。そして厳しい自由人だ。
今回僕は、複雑系、MDF、そして自分が関わってきたサウンド・アートに関し、全力で悠治さんと話してみたい。

池上高志

イベント概要

開催日時 2014年4月19日(
開 演 16:30(開場 16:00 / 終了予定 18:30)
会 場 三鷹天命反転住宅 In Memory of Helen Keller 気配コーディネーティングの部屋
入場料/定員 4,000円(ドリンク・軽食込み)/ 30名
お申込方法

下記申込みフォームよりお申込みください。

お申込みが多数の場合、先着順とさせていただきます

(お一人につき1回、2名様まで)

主催

お問い合わせ先

岡瑞起/田代郁子

massivedataflow@gmail.com

協力 ABRF,Inc.

講師プロフィール

高橋悠治(作曲・ピアノ)
柴田南雄、小倉朗、ヤニス・クセナキスにまなぶ。 1963-66年フランス、ドイツで現代音楽のピアニストとして活動。 1966-71年アメリカで演奏活動とコンピュータ音楽の研究。 1972年日本に帰り、74-76年作曲家グループ「トランソニック」 を組織して季刊誌を編集。 1976年から画家富山妙子と映像と音楽による物語を共作。 1978-85年水牛楽団を組織し市民集会で演奏。 1991-2006年高田和子のために日本の伝統楽器と声のための作品を書く。 1992-2003年フォンテックから CD シリーズ『高橋悠治リアルタイム』 2008年から波多野睦美のために歌を書きピアノを弾いている。 著書:「高橋悠治/コレクション1970年代」(平凡社)「音の静寂静寂の音」(平凡社)「きっかけの音楽」「カフカノート」(みすず書房)

池上高志 複雑系の科学者
1961年生まれ。大学で教授として教鞭を執る傍ら、複雑系科学研究者として、アートとサイエンスの領域を繋ぐ活動も精力的に行う。音楽家、渋谷慶一郎とのプロジェクト「第三項音楽」や、写真家、新津保建秀とのプロジェクト「MTM」、宮島達男とのプロジェクト、生命体のような動きをするガジェット「LIFE I-model」など、その活動は多岐にわたる。著書:『生命のサンドウィッチ理論』(講談社、2012)、『動きが生命をつくる―生命と意識への構成論的アプローチ』(青土社2007)、共著:『複雑系の進化的シナリオ』(朝倉書店、1998)『ゲーム―駆け引きの世界 (東京大学公開講座)』(東京大学出版会、1999)、共訳書:Andy Clark著『現れる存在』(NTT出版、2012)など。

お申込み方法

参加を希望される方は、下記お申し込みフォームより必要事項をご記入の上ご連絡ください。
お申込みが多数の場合、先着順とさせていただきます(お一人につき1回、2名様まで)。

定員になりました。たくさんのお申し込みありがとうございました。

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