建物見学会を行いました

2009年2月12日  19:13
建国記念日の2月11日に三鷹天命反転住宅の建物見学会を開催しました。 休日にも関わらず午前午後の部ともに、沢山の方がお越しくださいました。 中には名古屋から新幹線を使ってお越しくださった方もいて、改めて三鷹天命反転住宅の注目度の高さを再確認しました。皆さまご参加ありがとうございました。 次回の建物見学会は2月28日(土)の開催予定です。11時からの会は「ABRF学芸担当者による建物見学会」、14時からの会はワークショップエデュケーターの方をお招きした「建築する身体の見学会」となっています。両コースともにまったく違った内容となっておりますので、参加をお考えの方は両方ご参加になることをお勧めします。 併せて、先月開催された「建築する身体の見学会」にご参加いただいた皆様の感想を紹介させていただきます。ぜひご一読ください。 ――――――――― ずーと見ていたものなのに目隠しをすると手と足の感触で動くことが不思議なものでした。 コース1でもいつもと違う筋肉を使っている感触があった上にコース2に参加したのだけど、たいした運動もしていないのに想像以上に筋肉を使ったようで不思議な疲労感があり、日曜日はほとんど寝ておりました。 まあ、両方参加する人が2人しかおらず、昼を持参したのは自分ひとりだったので一時間以上あの空間を独占できたのは実にいい経験でありました。 40代男性 ―――――――――― ブラインドウオークが最も印象に残りました。 感覚が研ぎ澄まされ、視覚以外の感覚が呼び覚まされた。明るさ、暖かさ、触覚等の感覚が湧き出る。 ずっとやっていたいくらいだ。 私自身はブラインドウオークの経験があり、眼を瞑って集中する機会も日常的にあるので、かえって、目を瞑って動くことは楽しい。でも、他の人の感想では「こわい」とか不安感を漏らしていたりしていたので、あらためてびっくりした。 建物もよかったです。感覚が揺さぶられる。惰性を拒否される。 平面がないだけでなく、登ってしまうようなところも感覚を揺さぶる。 動いてこそ、身体で感じてこそ、の建物だ。身体の感覚を変える建物ですね。住まいが身体と結びついているということを思い出させてくれる建物だ。遊べますね。 一週間の体験をぜひしてみたいです。 腹ばいだと会議がうまくいく、という話がでていましたが、建物が働きかけてくるいつもとはちがった感覚を迎い入れるため、他人の意見をも受け入れやすくなるためか、あるいは、建物が働きかけてくるいつもとはちがった感覚を迎い入れるため、いつもとは違うアイデアがでるためではないかと私は思う。 男性 ――――――――――― 目隠して天命反転住宅をゆっくりお散歩・・・ 耳と体の末端の感覚が研ぎ澄まされて、足を上げる度に空気の重みがあるように感じ、不思議な体験でした。 自分が普段いかに視覚の感覚だけに頼っているのかが分かりました。 手足を伸ばせば何に触れるのかワクワクして、真っ暗な知らない世界の中、触れたものの形を想像して、体をどう動かそうか考える事が楽しかったです。 当たり前のことの再確認がなぜか新鮮でした。 人間の体っておもしろい!!って発見できた体験でした。 事務所も見学させてもらえて、実際にどんな風にお部屋が使われているか見れたのもすごく良かったです。ますます住んでみたくなりました!!今度は機会があったら、荒川修作さんのトークセッションに参加したいです。ありがとうございました★☆ 女性 ―――――――――――― 講師の榎本さんもおっしゃっていましたが、終了後は体の色々なところが痛くなりました。 私はお尻の外側の部分と腰椎の辺りが痛くなりましたが、痛む場所も人によって違うのでしょうね。 目隠しして動くときは不安でした。 部屋の間取りは大体分かっているんだけれど、動くのが怖かったです。 つまづかないだろうか、人とぶつからないだろうか…。 榎本さんから「ゆっくり動くように」とお話がありましたが、意識しなくても動きはゆっくりになりました。 壁に沿って歩けばいいんだけど、足元が心配になります。 人のことを踏まないだろうか、段差が無いだろうか。 壁伝いに歩いていると、人とぶつかりそうになりました。 そうすると四つんばいで進み始めるようになります。 こういう進み方も、人によって違うのでしょうね。 講師の方の立場からみると、違った面白さがあるんだろうなと思いました。 四苦八苦しながらある程度進んだところで榎本さんが話し始めました。 みんなで声を出してみましょう、初めは聞こえるか聞こえないかの小さな声で、段々大きくしてみましょう、と。 言われるまま声を出してみて、なんだか不思議な感じがして、音について考えました。 間違いなく「あー」とか「うー」とか人間の声であるはずなんだけど、声として聞こえなかったです。 狭い部屋に色んな電化製品が置いてあって、それぞれの音が混ざり合っているような感じでした。 そのうち示し合わせたわけじゃないのに、その音がピタッと止まりました。 なんであんなにピタッと止まったのか不思議でした。 ワークショップの前に、榎本さんが「壁や床や家具と人の体の間にも、なにかしら物質があります。それを感じながら参加してください」とおっしゃっていました。 その時は「まあ、そうなんだろうな。この空間には空気があるから分子とか原子とかそんな小さいものがありはするんだろうな」という程度の感覚だったけど、その意味が少し分かった気がしました。 それぞれの人の喉の振動がぶつかり合って、別の大きな振動が生まれている気がしました。 その振動は、自分の耳と他人の喉の間にあるものが揺れているんだと感じました。 揺れが部屋中に行き渡ったところでピタッと止まったんじゃないだろうか、と。 あと、動き回っているときに「こういう手触りのここは、こんな色なんじゃないだろうか」ということをぼんやり考えていましたが、目隠しをとってときに自分のイメージとの違いに少し驚きました。 触ってみて冷たい感じがしたところは寒色系の色を思い浮かべた気がしますが、それも「目の見える人」の感覚なのかと思いました。 ずっと目が見えなくて、いきなり見えるようになった人も、やっぱり寒色系の色を見ると冷たい感じがするのだろうかと考えました。 私は今回、テレビで天命反転住宅を拝見して興味本位で参加しましたが、ドキドキする体験をできてよかったです。また、機会があれば伺いたいと思います。 20代女性

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