各地の美術館で荒川修作の絵画作品をご覧いただけます

各地の美術館に収蔵されている荒川修作の絵画作品が、この秋続々と展示されています。

荒川修作は、近年三鷹天命反転住宅のような住宅・街づくりをテーマに制作を行っておりますが、過去の絵画作品からも、現在マドリン・ギンズと共に追求している天命反転に通じるコンセプトをお感じいただけると思います。
お近くの方はぜひお越しください。

【東京】
東京国立近代美術館
「壁と大地の際で」展 ・所蔵作品展「近代日本の美術」
会期:2008年8月9日(土)~10月13日(月)

「壁と大地の際で」展および収蔵作品展には荒川修作が1960年代に制作した絵画作品が、所蔵作品展には3点の立体作品が展示されています。
http://www.momat.go.jp

【長野】
セゾン現代美術館
「多様性の起源ー1980年代 コレクションから」
会期:2008年2008年7月4日(金)~10月5日(日)

http://www.smma-sap.or.jp

【名古屋】
愛知県美術館
「タイムスケープ もうひとつの時間」展
会期:2008年8月8日(金)~10月15日(日)

http://www-art.aac.pref.aichi.jp/exhibition/index.html

名古屋市美術館特別展
「版」の誘惑展
会期:2008年7月5日(土)~9月28日(日)

http://www.art-museum.city.nagoya.jp/index.shtml
先日放送されたNHK新日曜美術館アートシーンのコーナーで、今回展示されている荒川修作の立体作品「名前のない耐えているもの No.2」(1958年)が紹介されました。

【岐阜】
岐阜県美術館
「所蔵品による特別展示 なんでこうなるの??」
会期:2008年9月9日(火)~10月30日(木)

http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/s27213/
1974年から77年にかけて制作された大作「あの/眠っている心を/動かす/道徳性のある/ヴォリューム No.2」(365×1097 cm) 他1点が出品されます。

全長10メートルを越す大作のひとつです。国内の美術館ではなかなかみることのできないスケールの大きな作品ですのでどうぞお見逃しなく。